
柑橘類を中心に農産物の加工・製造を行う愛媛果汁食品は、愛媛県特産の果実3種類を使用したジャムの新ブランド「ヒメジャム」各160g/750円(税抜)の販売を、「マイントピア別子」「いとまちマルシェ」「ここくるにいはま(新居浜市観光物産協会)」、公式オンラインショップなどにて12月23日(火)に開始した。
柑橘を中心に果実を加工した多種多様な商品を製造

創業62年の愛媛果汁食品は、愛媛県をはじめ国内農産物の加工・製造(果汁・ピール・ジャムなど)を主事業とし、果実の選果、搾汁、加工、品質管理までを一貫して行う稀有なメーカー。創業当初は県産柑橘を搾汁し「ヒメジュース」を販売していたが、その後搾汁後の果皮を活用したマーマレード事業を開始。現在は大手製菓・製パンメーカーへも納入している。

新居浜市の自社工場にて果実の加工から製造までを一貫して行い、「安心」「安全」を第一に、職人の五感と長年培った技術による手作業の味わいを守り続けてきた。今回、人々に愛されてきた伝統を大切にしながら、時代のニーズに合わせたリニューアルプロジェクトを始動した。
長きにわたり愛されていたジャムを刷新

ラベルには創業当時の昭和を思わせるレトロなフォントを採用
新商品の「ヒメジャム」は、愛媛県特産のキウイフルーツ、ブラッドオレンジ、せとかを使用した3種類のジャム。保存料・香料・着色料を一切使用しない無添加製法にこだわり、果実本来の甘みと旨味を最大限に引き出すため、それぞれに適した糖度に調整し、豊かな味わいを実現している。愛媛県特産の果実を厳選し、地域の風土を感じられるジャムとして開発した。
また、長年培った柑橘加工技術を活かして果実を傷めないよう丁寧に扱い、果実ごとにカット方法や製法を工夫。果実の個性を際立たせているので、ひと口ごとに素材の魅力を感じることができる。
愛媛県特産の果実を使用した3種がラインアップ


「ヒメジャム せとか」は、皮が薄く果肉が豊富なことから“柑橘の大トロ”とも呼ばれている、愛媛県産の高級柑橘「せとか」を100%使用。口当たりの良いなめらかな食感は、子どもにも喜ばれるやさしい美味しさ。ミンチ状にした果皮が入っているので、トロトロとした舌ざわりが楽しめる。


「ヒメジャム キウイ」は、愛媛県東予地方で育まれたキウイフルーツを100%使用し、ダイスカットの果肉を加えることで、ゴロっとした食感と存在感を楽しめるジャムに仕上げている。爽やかな酸味と自然な甘みが絶妙に調和し、朝食のトーストやヨーグルトにぴったり。愛媛県は、温暖な気候、潮風、日差しの長さを活かして高品質なキウイが育まれており、その生産量は日本一を誇る。


「ヒメジャム ブラッドオレンジ」は、太陽の恵みをたっぷり受けた南予地方産ブラッドオレンジを100%使用。鮮やかな赤色と芳醇な香りが特徴で、ミンチ状にした果皮が生み出す粒粒食感から、果実本来の濃厚な甘みとほろ苦さを感じられる。果皮・果肉に加え、果汁も贅沢に加えているため、まるでブラッドオレンジを丸ごと閉じ込めたような味わい。パンやスイーツのアクセントにもぴったりで、贈答品や観光のお土産としてもおすすめの逸品だ。
オリジナルギフトボックスも登場

また、店頭で好みの「ヒメジャム」3本を選んで詰め合わせられる「オリジナルギフトボックス」箱代250円(税込)も登場。パッケージには、四国の地図を大きく描き、本社所在地に会社マークを配置することで、一目で“愛媛のお土産”であることが伝わるデザインだ。素材にはナチュラルなクラフト紙を採用し、温かみのある風合いと環境にやさしい質感を表現している。
2023年にブルワリーを創立

ヒメビール「Kraan(カラン)ブラッドオレンジフルーツエール」
また、愛媛果汁食品は、廃棄柑橘を活かしたクラフトビール「ヒメビール」を2023年に発売した。柑橘を丸ごと使用したアルコール度数2%の新感覚フルーツビール「Kraan(カラン)」シリーズは、従来のビールの常識を覆す発想から生まれ、愛媛ならではの新しい味わいを提案。アップサイクルとサステナブルを軸に、農産物の恵みを余すことなく届け、生産者との架け橋を目指している。
愛媛県特産の果実3種類を使った、愛媛の自然と職人の技が織りなす「ヒメジャム」を味わってみては。
愛媛果汁食品HP:https://www.ehimekj.com
愛媛果汁食品Instagram:https://www.instagram.com/ehimekj.beer
愛媛果汁食品公式オンラインショップ:https://shopping.ehimekj.com
(山本えり)